ノンクラスプデンチャーとは部分入れ歯の金属(クラスプ)がないものです。
つまり、「金属の止め具がない入れ歯」です。
従来の入れ歯より審美性に優れています。
半透明なため歯ぐきの色を透過するので、色調は歯ぐきの色と同化しやすく入れ歯を入れているのが他人から気付かれにくくなっています。
ノンクラスプデンチャーは目立たないので、口元を気にせずに会話を楽しめるようになります。
軽くて弾力性があり、破折に強い素材でもあります。
入れ歯を入れると違和感があって、すぐに外したくなるという経験はありませんか?
ノンクラスプデンチャーは軽く、つけ心地が非常に良いので、とても快適です。
部分入れ歯には、入れ歯が動かないようにするための金属製の金具(クラスプ、止め具)が付いていますが
ノンクラスプデンチャーは金属製の金具の代わりに、特殊樹脂の床で入れ歯を支えることで金属製の金具を不要にしたものです。
さらに、ノンクラスプデンチャーは破折に強い素材の物もあり、歯肉の色調と同化するメリットがあります。
適応する症状
インプラントができない方におすすめです。
診査に適応できないケースがいくつかございます。
(メリット)
・金属の部分が見えず、気づかれる心配がありません。
・ブリッジのように健康な歯を削る必要がありません。
・インプラントによる修復が困難な方。(手術が怖い、十分な骨量が無い、金額的にもっと抑えたいなど)
・身体に優しく、金属アレルギーやレジンアレルギーの心配がありません。
(デメリット)
・インプラント程ではありませんが、自由診療であるため治療費が保険の入れ歯に比べかかる傾向にありますが、入れ歯の歯の本数が少ないと金額の負担は少なくなります。
・稀に、ケースによっては作製できない場合があります。
日本では最近になって知られるようになりましたが、アメリカでは50年以上の実績があります。
保険義歯の金属部分が目立ったり、唇や舌にひっかかるのが気になる方や
ブリッジで歯が無くなっている部位の隣の健康な歯を削りたくない方や
金属アレルギーの方、インプラントによる修復が困難な方などにとてもおすすめです
このような方々にノンクラスプデンチャーの事知ってもらい、入れ歯の悪いイメージを少しでも緩和できればと思います。
町田駅前グレイス歯科 矯正歯科では、義歯専門の技工士なども在籍しており、緊急の修理や、難症例にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。