思ったよりも恐ろしい病気「歯周病」 | 町田 歯医者/歯科 町田駅前グレース歯科・矯正歯科

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思ったよりも恐ろしい病気「歯周病」

歯周病は、これまで、歯槽膿漏という言葉で表されてきました。
現在では、マスコミなどで歯周病という言葉が一般的に普及されているようです。

歯周病は日本人だけでなく、世界中の人が掛かっている病気です。
古代文明の時からすでに存在していたと言われ、文明社会の進歩、食生活の変化とともに急速に発展を遂げています。

世界でも、約100年ほど前までは、不治の病と認識されていました。
その後の研究によって、プラークの中に潜む細菌がその原因と判明し、治療により治る病気となってきた経緯があります。

その歯周病とは、文字通り、歯の周りに起きる病気です。
歯茎の腫れや出血に始まり、それが進行すると最悪の場合、歯を失ってしまう怖い病気です。

歯の周りに、プラーク(歯垢)がたまると、歯茎が腫れ、歯と歯茎の間の隙間が大きくなります。これを「歯周ポケット」といいます。

プラークとは、細菌の中の虫歯菌が、食事で口の中に入った糖分などを餌にして、ネバネバとした物質を作り出し、そこを棲みかとします。これをプラークと呼んでいます。

歯周ポケットは、歯周病細菌が繁殖しやすい環境で、歯周病菌が入り込むことで、歯茎の下にあり、歯を支えている歯槽骨という骨を溶かしていく病気なのです。

歯に付着した白い軟らかい物質は、時間が立つと、その中に虫歯菌の他に、歯周病菌も棲みつくようになります。

1㍉グラムのプラークの中には、1億~2億個の細菌が住んでいると言われています。
歯周病は進行が比較的ゆっくりしているために、歯茎の腫れ、出血、口の中のネバネバ、口臭、歯のぐらつきなど、様々な症状が現れます。

歯周病は、自覚症状が比較的少ないと言う特徴があります。
歯周病の原因であるプラークは、粘着性の高い物質なので、うがい程度では落せず、歯ブラシで磨いても、落ちない場合もあります。

残ったクラークは、やがて石灰化して、硬い歯石になります。

歯周病は大きく分けると炎症が、歯肉にとどまっている状態の「歯肉炎」と、炎症が歯の根の先の方へ広がり始めた「歯周炎」とに分けられます。

歯肉炎は、歯茎に、プラークが付着すると、歯肉に炎症が起こり、赤みが買った色となり、膨らんできます。

大きな自覚症状はなく、見過ごしてしまうことが多いため、鏡などで、歯と歯の間の歯肉などをよく観察することが大切です。

健康な歯肉は薄いピンク色ですが、歯肉炎は、赤みが強ければすでに炎症を起こしていると思っても間違いないでしょう。

この状態を放っておくと、歯周炎となります。

歯周炎は、歯と歯肉のくっついている部分が壊れて、ポケットがさらに、深くなります。それと同時に、歯を支える骨も溶け出し、歯がぐらぐらする状態になります。

放置すると、やがて、最後は、歯を支える骨が完全に失われ、歯が抜けてしまうこととなります。

こうした歯周病は、加齢とともに、リスクが高くなり、歯を失う大きな原因となりますが、それだけではありません。
この他にも、全身の様々な病気に悪影響を与えることも、最近の研究で明らかになっています。

中高年で一番注意が必要とされています、糖尿病への影響です。
歯周病を併発している患者さんは、糖尿病の治療をしても、なかなか血糖値が下がらないと言う多くの症例があります。

これを見ても解るように、歯周病には、糖尿病を悪化させる側面があることも知っておく必要があるでしょう。

「歯周病は、生活習慣病」と言われていますように、毎日の生活の中で、歯周病を招く要因が数多くあるという認識が必要でしょう。

毎日の正しい歯磨きと、歯科医院での定期ケアで、きちんとプラークを取り除くことが大切と言えましょう。
それと同時に、日常の生活改善を続け、免疫力を高めることも大切です。

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