今回のテーマは歯のザラザラです!
舌で触った時に歯がなぜかザラザラするような感じがでして、不快に思った経験がある方は少なくないはずです。
そんなザラザラの原因と解消方法を今回はご紹介したいと思います。
そんなザラザラする感じもいくつかの種類があります。
歯を磨いてとれるものやとれないもの、時間がたつとザラザラするような感じになるもの等があります。
歯の表面に傷があってザラザラしてしまう。
研磨剤入りの歯磨き粉を使って継続的に強く歯を磨いてしまったせいで、歯の表面が傷つきザラザラすることがあります。
歯の汚れをきれいに落とそうとすることが逆効果となり歯のエナメル質を傷つける結果となります。
その結果歯の表面がザラザラするような不快な感じになります。
なので歯のブラッシングは力を込めてせず、優しく時間をかけて丁寧に磨くことが大事です。
次に歯に歯垢がついている場合です。
歯垢とは別名プラークとも呼ばれます。
この歯垢が歯に付着しているとザラザラした感じを得ます。
そしてこの歯垢は人によって変わりますが、食事をとってから6時間前後で作られます。
歯垢は細菌の塊なので、虫歯や歯周病を引き起こす原因にもなります。
表面の歯垢ならば歯磨きで落とすことができますので、しっかりと歯磨きをして落としてあげることが大事になります。
磨き残しがあるとザラザラした感じになりますので、歯磨き後にザラザラしている所を重点的に磨いてあげるとさらにお口の中がスッキリすると思います。
歯垢に次いで歯石もザラザラする原因になります。
歯石は歯垢とリンやカルシウムといった唾液に含まれる成分が混ざってできます。
そして白く石灰化し硬くなるため歯磨きをしてとるのは、困難になります。
ただそのまま放置してしまうと歯の表面がザラザラして歯垢がつきやすくもなりますし、虫歯や歯周病の原因になりますので、綺麗に除去しなくてはなりません。
この場合は歯科医院でクリーニングをしてもらう必要があります。
着色なども一緒に落としてもらえるので、定期的な歯のクリーニングを受けると歯を清潔に保つことができます。
ただこのクリーニングをした後にザラザラ感を得ることがあります。
これは以前の歯石があった状態を舌が覚えているため、一時的にザラザラしたような感じになります。
時間が経つと感じなくなるでしょう。
特に歯石が多くついている時は、歯が小さくなったように感じることもあります。
他には歯が欠けている場合もザラザラする感じがします。
ひどくかけてしまっている場合は治療をして欠けている部分を補ってあげる必要もあります。
これら以外では乳歯の表面が永久歯に比べると面が荒いためザラザラした感じがします。
こちらは先天的なものなので、とることはできません。
歯のザラザラした感じは主に歯垢や歯石が原因になりますので、
毎日のケアから定期的な歯科医院で受けるクリーニングで防ぐことができますので、
欠かさず行うようにすると自身の歯の健康を長く保つことができます。
町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では毎日のケアの指導や歯の定期検診を随時受け付けています。歯のクリーニングも保険適応でやっておりますので
ご希望の方はお気軽にご相談下さい。