むし歯になって歯科医院に行けば治ると思っていませんか?むし歯でも表面のエナメル質が溶け出す初期のむし歯はフッ素入り歯磨きを使用することでエナメル質が修復し治りますが、エナメル質に穴があき、その下の象牙質に到達したものは体でいうと傷を負った状態と同じです。体の傷は血がでて固まりかさぶたができて傷が治りますが、エナメル質や象牙質は血管がないので血が出ることはなく、穴があいたらそのままになります。そのままにしておくとむし歯は進行するので削って詰め物を入れたりします。痛みはなくなり虫歯の進行は止まりますが、その詰め物の周囲に歯垢が付きやすくそこからむし歯になったりします。このことを2次う蝕といい、歯医者にくるかたの大半ともいわれています。詰め物をすれば大丈夫と思われている方も多いとおもいますが詰め物をするとより歯垢の除去を心掛けなくてはなりません。治療を繰り返し神経を抜くと歯が弱くなり結果的に歯を抜くしかないと状態になります。
年齢を重ねれば歯は無くなってしまうとあきらめている人もいると思いますが、きちんと悪くなる前に対処すれば歯は長持ちします。健康長寿になるにはなんでも食べれるように口腔ケアをして歯の健康を維持しましょう。虫歯は痛くなってから歯科医院に行くのではなく、虫歯にならないように歯科医院で定期健診を受診されるのをおすすめします。定期的といっても3か月に一度なので時間があいたときに受診できると思います。当院は土日、祝日、年中無休なので平日に行けない方でも通いやすいですし、保険も効きます、定期健診についてわからないことがあれば問い合わせしてくださいね。
