1月 | 2015 | 町田 歯医者/歯科 町田駅前グレース歯科・矯正歯科

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お口のクリーニング、PMTCってどういうもの?

歯周病、虫歯の予防に皆さん、歯磨きを日々頑張っていらっしゃることと思います。

ところでこの歯磨き、完璧にできている自信がありますか?残念ながらどんなに気をつけて磨いていても隅々まで完璧に磨くことはほぼ不可能です。そしていずれはその蓄積したばい菌が悪さをして、歯周病や虫歯を引き起こす温床となってしまいます。

そこで歯周病や虫歯を予防するのにぜひ活用したいのがPMTCです。

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PMTCってどういう意味?

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaning の頭四文字を取ったもので、日本語では専門的機械的歯面清掃と呼びます。
つまり専門家(歯科医師、歯科衛生士)による機械を用いた歯の清掃ということで、専用の機械やブラシ、フロス、フッ素のペーストを使って歯磨きで落としきれない歯石や歯垢を中心に、すべての歯の面の清掃を行います。
これによって本当に虫歯や歯周病になりにくい環境を整えることができます。

PMTCでどういう効果があるの?

PMTCを行うことにより次のような効果が期待できます。
・虫歯予防
・歯周病予防、または進行を止める
・初期虫歯の再石灰化により虫歯になるのを防ぐ
・着色が取れることにより歯のトーンが明るくなる
・口臭予防
・歯がツルツルになることにより、歯垢が付きにくくなる

PMTCをやったほうがいいのは特にどんな人?

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次のような人は特にPMTCをおすすめします。

①すでに虫歯になったことがある人
虫歯のリスクの高い人、また治療済みで詰め物やかぶせものが入っている場合、歯と境目に歯垢がたまりやすい構造になっており、完全に取り除くのが難しいという理由からです。

②歯周病の人
歯周病による歯周ポケットがある場合、ポケットの中には歯ブラシが入っていかないため自分では汚れを取り除くことができませんので、特殊な器具を使ってのクリーニングが不可欠です。

③歯並びの悪い人
歯並びが重なっていたりするとその部分は磨き残しが多くでてしまい、虫歯や歯周病のトラブルを起こすリスクが非常に高いためです。

④矯正器具の入っている人
矯正器具が入っていると自分での歯の清掃が非常に難しいため、こまめに行ったほうが良いでしょう。

⑤歯の着色が気になる人
PMTCによって歯の着色(ステイン)も落ちますので、コーヒー、赤ワインなどをよく飲む人、またタバコのヤニが付いている人にもおすすめです。タバコのヤニはかなり取りにくい場合があり、その場合はエアフローと呼ばれる超微細なパウダーを高圧の水のスプレーを吹き付けて落とす、という方法を併用することもあります。

※以上の条件に当てはまらない人でも歯には磨き残しが出やすい場所があります。
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・一番奥の歯の後ろの面

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出典; 厚生労働省

どんなに頑張っても磨き残しは出ますので、健康な歯・歯ぐきを保つためにもPMTCは是非やっておいたほうが良いでしょう。

具体的にどんなことをするの?

一般的なPMTCは次のような手順で行われます。

1.歯石除去
歯石が付いている場合、まずこれを機械や器具で取り除いていきます。歯石が付いていると歯ぐきに炎症を起こしていることが多いので、まずはすべての歯石を取り除いた後、歯ぐきの炎症が落ち着くのを待ってから次の歯面清掃に取りかかります。

2.歯面清掃
①歯垢の染め出し
歯垢を染め出す色素で歯垢の位置を確認します。

②クリーニング
専用のペースト、機械や器具を使って一本ずつ丁寧に隅々まで磨いていきます。ペーストは知覚過敏や根の表面から虫歯ができるのを防ぐ目的で、ほとんどの場合にフッ素が配合されています。歯を磨く器具は柔らかいブラシやゴムなどでできており、部位に合わせて上下運動したり回転したりします。

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出典; 厚生労働省

③洗浄
歯と歯周ポケットの中を水や薬液でよく洗浄します。

④フッ素塗布
きれいになった歯の表面にフッ素を塗り、歯の強化をはかります。

おわりに

PMTCは歯科先進国スウェーデンでは子供から大人まで国民の大半が定期的に行っているもので、これにより虫歯や歯周病にかかっている人が日本よりかなり少ないと言われています。
よくエステにも例えられるPMTCですが、その本質は歯周病、虫歯予防です。歯の質、唾液の質、細菌の数、生活習慣などにもよりますが、3〜4か月に一度くらいの頻度で行うのが理想的でしょう。

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デンタルフロスってやったほうがいいの?

皆さんは日常の歯磨きはどのようにやっていますか?おそらく歯ブラシだけで済ませている人が多いのではないかと思います。調査によると歯ブラシだけで磨いた場合、歯垢の50〜70パーセントくらいしか除去できていない、ということです。

そこでより歯垢を取り除くために補助清掃器具と呼ばれるデンタルフロス歯間ブラシを使うことによって歯垢の除去率を90%程度にまで高めることが可能です。ここではデンタルフロスに焦点を当てて、その種類、効果、使い方などについて説明していきます。

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デンタルフロスっていろいろ売ってるけど違いは何?

デンタルフロスとは細い糸状の清掃器具です。デンタルフロスでは歯ブラシで磨くことのできない、歯と歯の間やその歯ぐきの下についた歯垢を取ることができます。単にフロスと呼ばれることもあります。欧米ではフロスを使って磨くことはごく一般的な習慣となっています。

それでは一般に売られているデンタルフロスの種類について挙げていきます。

■デンタルフロスの形状で分けると

ホルダー型

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出典;wikipedia

すでにホルダーに糸がついているタイプ、またその反対側に歯石を取るためのピックが付いているタイプ(いずれも使い捨てタイプ)、ホルダーに自分で糸を取り付けることのできるタイプなどがあります。初めて使う方、また片手が不自由な方はこのタイプが良いでしょう。

糸巻き(ホール)型

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出典;wikipedia

デンタルフロスが糸巻きに巻いてあるもの。自分で適当な長さに切って使用します。慣れてくるとこちらのタイプが経済的です。

■デンタルフロスの糸のタイプによって分けると

ワックス、ノンワックス

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出典;サンスター

ワックスタイプは、歯と歯の間に入れやすいように滑りやすいような加工がしてあるもの、ノンワックスタイプはその処理がされていないもの。歯垢除去の効率はこちらの方がよいため、慣れてきた人はこちらの方がオススメです。

エクスパンドタイプ

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出典;wikipedia

デンタルフロスが唾液や摩擦によって膨張しスポンジのようになるタイプ。より広い範囲で歯垢をごっそり取ることができます。

フッ素、香料付き

歯を強化する効果のあるフッ素や爽快感を増すための香料付きのものもあります。

デンタルフロスと歯間ブラシの使い分けって?

デンタルフロス、歯間ブラシ、どちらも歯と歯の間を磨く器具に変わりはないのですが、一般的には次のように使い分けます。

デンタルフロス

歯間ブラシが入らない歯と歯のすき間の清掃に使います。とくに若い人は一般的に歯間ブラシが入る隙間がないのでこちらを主に使用します。

歯間ブラシ

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出典;wikipedia

歯と歯のすき間が大きくなっている場合は歯間ブラシのほうが歯垢を取る効率が断然よいです。また、ブリッジなどかぶせる治療などにより、上からデンタルフロスが入れられない場合もこちらを使います。

デンタルフロスの使い方

1. デンタルフロスを50cmくらいにの長さに切る
2. 両中指にデンタルフロスを巻きつける(両手の中指の間が10cmくらいになるまで)
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3. 人差し指と親指で操作しながらノコギリを引くようにゆっくりと歯と歯の間にデンタルフロスを入れ込んでいく(無理やり入れると歯ぐきを傷つけるので気をつける)
4. 一番きつい地点を通過したら、デンタルフロスを片方の歯に沿わせるように入れ、歯ぐきの下まで1〜2ミリ入れ込む。
5. デンタルフロスが上から見たとき「く」または「C」の形になるよう保ったまま歯に沿わせ続けデンタルフロスを上下に移動させる(汚れをこすりとるイメージで)。
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6. デンタルフロスの向きを変え、隣の歯に同じように沿わせ、同様に汚れを取る。
7. デンタルフロスを外す。ノコギリを引く動きで動かしながらゆっくりと。

おわりに

デンタルフロスを使うことによっていつも同じところで引っかかる、糸が切れる、糸が毛羽立つ、などが起こる場合、虫歯ができていたり、歯石が付いていたり、また被せ物が合っていない可能性があります。その場合は歯科医師にそのことを伝え、異変がないか確認してもらいましょう。

また、強く刺激していないのに出血する場合は歯ぐきの炎症が起こっています。実際にデンタルフロスを使ってみると歯垢の取れ具合、匂いにびっくりすることと思います。その匂いが口臭の元にもなっています。ぜひ皆さんも1日に一度デンタルフロスを取り入れてみてください。

 

 

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歯のホワイトニング

ホワイトニングとは

歯みがきや歯のクリーニングなどでは落としきれない歯の着色をきれいにし、歯を白くするものです。

歯を削ったりすることなく、歯の中にある色素を化学的に分解し、歯の明度(明るさ)を上げて白くしていく方法です。
なので自然な白さを手にする事ができるのです。

昔はホワイトニングをする事で歯を傷めているとの指摘もありましたが、現在は安全性の高いホワイトニングが主流となっています。

ホワイトニングは大きく分けると2種類に分類されます。

1つは、歯科医院などで行うオフィスホワイトニング。
もう1つは、歯科医師の指導のもと、自宅で自身で行うホームホワイトニングです。

オフィスホワイトニングは、歯に専用の薬剤を塗布し、レーザーや光を当てて歯を白くする方法が一般的です。

メリットは、短時間で歯を白くできるので、即効性のあるホワイトニング方法と言えます。
例えば、次の日曜日の結婚式に間に合わせたい!!急に写真をとる事になり、急ぎで歯を白くしたい!!などの要望のある患者さんにオススメしています。

デメリットは、トータルで白くなる量はホームホワイトニングに比べて少ないことです。

一方、ホームホワイトニングは、自宅にて、個人の歯形に合わせてホワイトニングジェルを流し込んだマウスピースを装着して歯を白くしていく方法です。

治療期間は1週間くらいと時間がかかりますが、その分オフィスホワイトニングより白さが増し、持続期間も長いという特徴があります。

ホワイトニングはこの2種類が主な方法ですが、この2つを組み合わせたデュアルホワイトニングという方法もあります。

デュアルホワイトニングは、オフィスとホームを組み合わせることにより、それぞれの長所を取り入れることのできる理想的なホワイトニングです。

短期間で白い歯になる上、効果も長持ちするので、しっかりと歯を白くしたい人にはデュアルホワイトニングがオススメです。

ただ、時間的に余裕はあるけれど、金銭的にどちらかの方法で歯を白くしたいとお考えの方には、ホームホワイトニングの方をオススメします。

ホームホワイトニングを行う際は自分専用のトレーを作るので、一度作れば歯の並び、形態に変更がなければ既存の物を使う事が可能です。“また歯を白くしたい!”っと思ったら、お持ちのトレーがあるのでホワイトニングジェルを追加購入すればよいので、継続的に白さをキープしやすく、また経済的でもあります。

近年、歯のホワイトニングは男女、年齢問わず大変人気になってきています。
その為、色々なグッズがドラッグストアなどでも市販されています。
しかし、モノによっては歯を傷めてしまったりするものもあるようです。
また、ホームホワイトニングジェルも使い方を誤ったりしてしまうと、歯を傷めてしまったり、良好な効果が得られなかったりします。

歯も大切な身体の一部です。
しっかりと歯科医師の指導を受け、安全にホワイトニングをしていくことが大切です。

人前で思いっきり歯を出して笑える日本人は少ないと言われています。
あなたは思いっきり歯を出して笑えますか?
自信を持って笑顔になれる歯を手にいれましょう!

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唾液を出して口の健康を守ろう

普段あまり唾液のことを意識することはありませんよね。また、唾液=唾(つば)というと、どちらかといえば汚いイメージで扱われることが多いのですが、実はこの唾液、全身の健康にはもちろん、歯の健康にも大きな役割を果たしています

果たして唾液はどのような大事な役割を果たしているのでしょうか。

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唾液の役割にはどんなものがあるの?

唾液には次のような役割があります。

1.消化作用
消化器としての一番最初の部分として唾液中のアミラーゼという酵素がでんぷんを分解し
ます。
2.自浄作用
唾液で口の中の食べカスを洗い流します。
3.免疫・抗菌作用
唾液の中には免疫物質や抗菌物質が含まれており、私たちの体をあらゆる感染症から守っています。
4.円滑作用
喋ったり、食べ物などを飲み込んだりするのをスムーズにする働きがあります。
5.止血作用
傷などからの出血を止めるトロンボプラスチンに似た物質が含まれています。
6.粘膜保護・修復作用
EGF と呼ばれる皮膚や粘膜の傷を早く修復する物質が含まれています。
7.歯の再石灰化作用
唾液中の成分が酸によって溶かされたエナメル質の修復を行います。
8.緩衝作用
食事によって酸性やアルカリ生に傾いた状態を中性に戻す緩衝作用があります。
9.溶解作用
味物質を溶解させて味覚を感じさせます。

唾液が少なくなると起こる症状は?

1.食べたり喋ったりするのが困難になる
2.口の中が粘つく
3.口の中がヒリヒリ痛んだり、口内炎ができたり口の端が切れやすくなる
4.味がわかりづらくなる
5.歯垢がたまり歯周病や虫歯が進行する
6.口臭がひどくなる

唾液が減る原因にはどういうものがあるの?

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1.加齢
一般的に加齢によって唾液分泌は衰えてきます。
2.口呼吸
口で呼吸することにより、常に口の中が乾いた状態となります。
3.薬の副作用
一般的に処方されたり、薬局で買うことのできる薬の80%に副作用として唾液の分泌を抑える作用があると言われています。
4.ストレス
ストレスにより、自律神経が興奮状態となって唾液が分泌されにくくなります。
5.喫煙やアルコール
喫煙で唾液の分泌が悪くなります。また、アルコールは利尿作用があるので体内の水分が出てしまうことにより口の中も乾いてしまいます。
6.生活習慣によるもの
ダイエットで食事を抜く、あまり噛まないで済むものばかり食べている、あまり喋らない、などの生活習慣は唾液を分泌させる筋肉を衰えさせてしまい、唾液が出づらくなってしまいます
7.全身疾患の一症状としてでるもの
シェーグレン症候群、糖尿病、腎疾患などにおいて口が乾く症状が出ます。
8.放射線治療の副作用
放射線治療の副作用により唾液腺の機能障害が起こり、唾液が十分に出なくなります。

口を乾燥させないためには

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1.リラックスする時間を取る
唾液の分泌は自律神経の働きに左右されます。ストレスが溜まっている人はとくになるべくリラックスできる時間を持つようにしましょう。
2.ゆっくりよく噛んで食べる・よく喋る
繊維質のものも適度に食事に取り入れ、よく噛んで食べるようにしましょう。ガムを噛むのも効果的です。またよく喋ることも唾液の分泌を促します。
3. タバコ、お酒は控えめに
タバコはなるべく控えましょう。お酒は唾液の分泌が減る就寝前には特に控えめにしましょう。
4.口呼吸を治す
鼻炎などで口呼吸がある人は原因を治しましょう。
5.部屋を乾燥させない
加湿器や濡れタオルなどをうまく活用して部屋が乾燥しすぎないようにしましょう。

おわりに

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唾液がお口の健康にいかに重要で不可欠のものであるかがお分かりいただけたかと思います。

現代の食事は軟らかいものが増え、あまり噛まなくても食べられるようなものばかりが目に付きます。また、時間に追われササッと食事を済ませてしまうこともよく噛まないことにつながっているようです。あまり噛まないと口の周囲の筋肉が衰え、唾液腺が萎縮することがわかっています。そうするとどんどん唾液は減ってしまいます。

皆さんも唾液を減らさないような食生活、生活習慣を心がけましょう。

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思ったよりも恐ろしい病気「歯周病」

歯周病は、これまで、歯槽膿漏という言葉で表されてきました。
現在では、マスコミなどで歯周病という言葉が一般的に普及されているようです。

歯周病は日本人だけでなく、世界中の人が掛かっている病気です。
古代文明の時からすでに存在していたと言われ、文明社会の進歩、食生活の変化とともに急速に発展を遂げています。

世界でも、約100年ほど前までは、不治の病と認識されていました。
その後の研究によって、プラークの中に潜む細菌がその原因と判明し、治療により治る病気となってきた経緯があります。

その歯周病とは、文字通り、歯の周りに起きる病気です。
歯茎の腫れや出血に始まり、それが進行すると最悪の場合、歯を失ってしまう怖い病気です。

歯の周りに、プラーク(歯垢)がたまると、歯茎が腫れ、歯と歯茎の間の隙間が大きくなります。これを「歯周ポケット」といいます。

プラークとは、細菌の中の虫歯菌が、食事で口の中に入った糖分などを餌にして、ネバネバとした物質を作り出し、そこを棲みかとします。これをプラークと呼んでいます。

歯周ポケットは、歯周病細菌が繁殖しやすい環境で、歯周病菌が入り込むことで、歯茎の下にあり、歯を支えている歯槽骨という骨を溶かしていく病気なのです。

歯に付着した白い軟らかい物質は、時間が立つと、その中に虫歯菌の他に、歯周病菌も棲みつくようになります。

1㍉グラムのプラークの中には、1億~2億個の細菌が住んでいると言われています。
歯周病は進行が比較的ゆっくりしているために、歯茎の腫れ、出血、口の中のネバネバ、口臭、歯のぐらつきなど、様々な症状が現れます。

歯周病は、自覚症状が比較的少ないと言う特徴があります。
歯周病の原因であるプラークは、粘着性の高い物質なので、うがい程度では落せず、歯ブラシで磨いても、落ちない場合もあります。

残ったクラークは、やがて石灰化して、硬い歯石になります。

歯周病は大きく分けると炎症が、歯肉にとどまっている状態の「歯肉炎」と、炎症が歯の根の先の方へ広がり始めた「歯周炎」とに分けられます。

歯肉炎は、歯茎に、プラークが付着すると、歯肉に炎症が起こり、赤みが買った色となり、膨らんできます。

大きな自覚症状はなく、見過ごしてしまうことが多いため、鏡などで、歯と歯の間の歯肉などをよく観察することが大切です。

健康な歯肉は薄いピンク色ですが、歯肉炎は、赤みが強ければすでに炎症を起こしていると思っても間違いないでしょう。

この状態を放っておくと、歯周炎となります。

歯周炎は、歯と歯肉のくっついている部分が壊れて、ポケットがさらに、深くなります。それと同時に、歯を支える骨も溶け出し、歯がぐらぐらする状態になります。

放置すると、やがて、最後は、歯を支える骨が完全に失われ、歯が抜けてしまうこととなります。

こうした歯周病は、加齢とともに、リスクが高くなり、歯を失う大きな原因となりますが、それだけではありません。
この他にも、全身の様々な病気に悪影響を与えることも、最近の研究で明らかになっています。

中高年で一番注意が必要とされています、糖尿病への影響です。
歯周病を併発している患者さんは、糖尿病の治療をしても、なかなか血糖値が下がらないと言う多くの症例があります。

これを見ても解るように、歯周病には、糖尿病を悪化させる側面があることも知っておく必要があるでしょう。

「歯周病は、生活習慣病」と言われていますように、毎日の生活の中で、歯周病を招く要因が数多くあるという認識が必要でしょう。

毎日の正しい歯磨きと、歯科医院での定期ケアで、きちんとプラークを取り除くことが大切と言えましょう。
それと同時に、日常の生活改善を続け、免疫力を高めることも大切です。

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虫歯の進行度

「え?痛くもないのに虫歯なの?」

患者さんに「虫歯があります」と伝えると、この様に驚いた様子で返答を頂くことがあります。

“歯が痛くなったら歯医者へいく”

なんて悠長なことを言っていてはいけません。

一言に「虫歯」と言っても、進行度によって症状は変わり、治療法も違います。

虫歯の進む症状は、一般的にCO~C4 という5段階に分けて呼ばれています。
これは、虫歯が専門用語でドイツ語の「カリエス」と呼ばれているところから、そう呼ばれています。

Cは、カリエスの頭文字で、虫歯の進行状況によって、C0,C1,C2 C3,C4の5段階に分け、進行状況を判断する目安としています。

ではその分類によって、症状を追ってみていきましょう。

【C0の段階】
虫歯になりかけている、いわゆる「初期虫歯」の段階をC0(シーゼロ) と呼んでいます。
これはエナメル質の内側から、カルシウムなどのミネラル分が溶け出している状態(脱灰)で、歯の表面が白く濁って見えます。
健康な歯の表面は透明感がありますが、脱灰が起こると、その部位が白っぽくみえてきます。
これが虫歯の始まりです。
黒ずみ、穴は開いてなく、「表面下脱灰」の状態です。
この段階の虫歯は、患部を削って詰めるのではなく、正しい歯磨きや、生活習慣の改善、フッ素塗布により回復させることが可能です。

【C1の段階】
歯の表面に白い濁りや黒い点があり、小さな穴があいている状態を指します。
虫歯は、歯の表層のエナメル質にとどまっており、痛みなどの自覚症状はありません。
削るかどうかは、歯の状態や、虫歯リスクの高低など、いくつかの要素を検討して決められる段階です。
この段階であれば、麻酔をせずに治療を進めることが出来る可能性が高く、治療回数もかからずに済みます。
虫歯になってしまっても、この段階で発見させたいところです。しかしこの段階では自覚症状がでないことが多く、この段階でご自身で見つけるのは困難です。

【C2の状態】
一般的には、歯に穴が開き、褐色、または黒く見えてきます。
病変が象牙質(エナメル質の次にある部分で、歯の神経を守る壁)に進んでしまったことにより起こります。
虫歯が象牙質まで達すると、虫歯の進行も早くなると言われています。
この段階では冷たいものがしみたり、食事中に歯が痛むなどの症状が現れます。

【C3の段階】
象牙質の穴が大きくなり、病変が神経(歯髄)に広がっている場合です。
症状は、神経(歯髄)がどれくらい侵されているかで異なりますが、神経(歯髄)に虫歯が達している危険な段階です。
熱いものがしみたり、何をしなくても痛いと言った自覚症状が現れるのもこの段階です。
こうなってしまうと歯の中にある神経を取る治療が必要になってしまいます。
また、炎症が強いと治療時の麻酔の効きが悪く、とても辛い思いをすることになります。

【C4の段階】
穴がどんどん広がって、歯がほとんどなくなり、歯の根だけが残った状態です。
エナメル質は跡形もなく崩壊し、神経(歯髄)は壊死してしまいます。
激しい痛みがしばらく続いた後も虫歯を放置すると、やがて痛みがなくなるのは痛みを感じる神経そのもが壊死してしまっているからです。
神経が死んで腐敗し、膿みが出ることで悪臭を感じることがあります。
そしてこの状態をさらに放置すると、根の先に膿みを持つようになり、また強烈な痛みを感じるようになります。
場合によっては高熱がでたり、神経(歯髄)に達していた虫歯菌が、血管を通って他の組織に達し、心臓病や腎臓病などを引き起こすこともあるので、徹底した治療が必要になってきます。
C4の段階まで虫歯が進んでしまうと、歯を残すことは絶望状態となってしまいます。

この様に、虫歯は症状のない時期があり、痛みを伴う時期は虫歯が奥まで進行してしまっている証です。
虫歯は気がつかない間に進行してしまうため、痛くなってからでは手遅れになってしまいます。

自覚症状が出る前に・穴が開く前に・歯を削ったり、神経をダメにする前に、早期に発見し管理していく事が大切です。

虫歯は進行すれば進行するほど、治療期間も長くなり、治療費用も高くなってしまいます。

“歯が痛いから歯医者へ行く”

ではなく

“虫歯にならないように歯医者へ行く”

虫歯を作らないように&初期の段階で虫歯を見つけられるように、定期的に歯医者へ行きましょう‼

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歯科と金属アレルギー

近年美意識が高まり、お口の中の詰め物を白くしたり、ホワイトニングをされる方が増えてきています。
キレイな白い歯は、今や芸能人やスポーツ選手など限られた人だけのものではありません。

しかし、白い詰め物、被せ物は単に“見た目”だけの問題ではないことをご理解頂けたらと思います。

近年、金属アレルギーやアトピー(アレルギー性皮膚炎)の患者さんが年々増加傾向にあります。
そして意外と知られていないのが、金属アレルギーは、肌に直接触れるアクセサリー等だけでなく、歯の治療で使う金属が原因になることもあるとゆうことです。金属が唾液によって溶かされ、体の中に溶け出すことにより金属アレルギーが誘発されるんです。
その症状は口の中だけにとどまらず、皮膚炎や頭痛、肩こりなど全身に及ぶため、口の中の金属が原因だとは思わず、長年つらい症状に悩んでいる人も多いようです。

現在保険適用で使用されている金属は、多種多様の金属を混ぜた合金で出来ています。
金属アレルギーの原因になりやすいクロム、コバルト、ニッケル、水銀が使用されています。

歯科金属に含まれるそれらの金属が溶け出し、口内炎、歯肉炎、口唇炎、また舌炎などの炎症やアトピー性皮膚炎や口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)、味覚異常、歯や歯肉の変色、さらに全身の湿疹などの症状が報告されています。

これらのアレルギーは時間が経ってから症状が起こることがほとんどで、人によっては、何年、何十年後に金属アレルギー症状が発症することもあります。
個人差が非常に大きいので、口腔内に金属を使用したからといって必ず金属アレルギーが起こるわけではありませんが、金属アレルギーを一度起こしてしまうと、完治することはありません。

金属アレルギーを起こしてしまった場合は、原因となる金属を全部外す必要があります。

もう既にお口の中に金属が入っているとゆう方は下記の事に気をつけてみてください。

*金属の腐食により余計金属が溶け出す原因になるので、歯みがきなどでお口の中を清潔に保ち、出来るだけ金属を腐食させないよう心掛けましょう。

*合わない入れ歯を使用していることで、入れ歯の金具がお口の中を傷つけ、体内に金属物質を侵入させてしうので、歯医者へ定期的に行き入れ歯の調整をしてもらいましょう。

*口の中に多くの種類の金属が存在するとイオン化しやすく、アレルギーを発症するリスクが高まってしまいます。これ以上金属を増やさないよう、虫歯・歯周病にならないようにしましょう。

また、花粉症やぜん息などのアレルギー性疾患のある人や、家族にアレルギー体質の人がいる場合は、金属アレルギーを起こしやすいと考えらています。
この様に、元々アレルギー体質であったり、アクセサリーなどで金属アレルギーを起こした経験がある方は、歯科治療をされる際は事前にその旨をご相談ください。

金属アレルギーは誰もが、ある日突然、発症する可能性があるものです。

アクセサリーや時計などは外すことは出来ますが、お口の中の金属の詰め物は毎回外すことは出来ません。お口の金属は常に溶かされ体に吸収され続けています。このような状態であれば、今金属アレルギーでなくとも、将来なってしまう可能性はあります。

そうならない為には、お口の中に金属を入れない→金属を使う治療を行わなくて済む様にする→日ごろから虫歯や歯周病の予防を心がける!
それが何よりも大切ですね‼

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口臭について

口臭とは吐く息などによって口から出される悪臭のことです。

家族や友人との楽しい会話や仕事場での会議などで、自分や他人の口臭が気になったことがある方は多いのではないでしょうか。

口臭は、現代社会における“スメル(=臭い)ハラスメント”と言われ、社会問題になりつつあります。
スメルハラスメントとは、体臭や口臭など臭いによって周囲に不快感を与えることを言います。
スメルハラスメントには体臭や口臭、香水、柔軟剤など多種類のものがありますが、口臭によるものが断トツ1番と言われています。
口臭を感じると83.9%の人が「迷惑」と思っているのに対して、それを誰にも言わない、言えないという人は72.5%もいるそうです。
口臭は第三者にとって不快に感じられるもので、自分だけではなく第三者が不快に感じるかどうかが重要になります。
「自分は大丈夫!」と思っている方でも、自己判断は危険です。
嗅覚には、同じ臭いを長時間嗅いでいると、その臭いに慣れてしまう“順応反応”が起こります。これには臭いの受容器である嗅細胞が鈍くなる為に生じる現象です。
ですから、お口の臭いが非常に強い方であっても、持続的に自分の臭いを嗅いでいるため、本人は自分の口臭に気づかないことがあります。
口臭の90%以上は口の中の汚れや歯周病などのお口の病気が原因とされています。
口臭の原因となる臭い物質は、口の中にいる細菌が新陳代謝で剥がれた粘膜上皮、血液成分、細菌の死骸などのたんぱく質を分解して作られます。発生する臭いの強さは口の中の細菌の種類や量、歯、舌、入れ歯などの不潔度、唾液分泌量などによって異なります。
口臭があると人と人とのコミュニケーションに支障をきたし、周りの人に不快感を与え、嫌われてしまいます。
また、口臭を指摘されるととても恥ずかしい思いをし、その後も自分に口臭があるのではないかと常に心理的に不安になり、だんだんと行動が消極的になってしまう方もいらっしゃいます。

口臭には「生理的口臭」「外因的口臭」「病的口臭」「心因的口臭」の四種類があります。

生理的口臭
起床時、空腹時、緊張時など唾液の分泌が減少する事により、お口の中の細菌が増殖することで起こる口臭。
生理的口臭は、生きている人なら、誰にでも起きるもので、治療の必要ない口臭です。
寝起きや空腹時、緊張、ストレス時に唾液の分泌が減少する事で、細菌が増殖し、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためです。しかし、歯みがきで細菌やVSCが減少し、食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量が増加すれば急激に口臭は弱まります。したがって生活習慣の改善でよくなり、治療の必要がありません。

外因的口臭
臭いの強い食べ物、例えばニンニク、玉ねぎ、納豆、ニラ、ラッキョウなどを食べた後や、お酒を飲んだ後、さらにはタバコを吸った後に起きる口臭を外因的口臭と言います。

病的口臭
虫歯や歯周病を原因としたお口の病気に由来する口臭と、全身に由来する鼻やのどの病気、呼吸器系、消化器系の病気などが原因で起こるものがあります。

■病的口臭のおもな原因疾患■
◆口腔(口の中)
虫歯・歯周病・舌苔・ドライマウス(口腔乾燥症)・口腔癌
◆消化器
慢性胃拡張症・胃炎・胃潰瘍・胃下垂・胃ガン・食堂憩室・食堂狭窄
◆呼吸器
気管支炎・気管支拡張症・肺膿腫・肺破疸・肺ガン
◆耳鼻咽喉
慢性鼻炎・副鼻腔炎(蓄膿症)・扁桃炎・咽喉頭ガン
◆代謝系
糖尿病・尿毒症・肝硬変・肝炎

病的口臭は、口臭の原因となる病気がわかれば、その病気を治すことにより口臭は改善できます。

心因的口臭
口臭検査で口臭が認められないのにも関わらず、本人だけが口臭があると思い込んでしまうもので、口臭が気になってしまう状態です。
近年口臭に対する関心が強くなり、一種のプレッシャーになって、気にしすぎる人が出ているのも現実です。
自臭症(じしゅうしょう)とは周りから臭いと思われていると思い込む精神疾患で、清潔好き、几帳面、繊細、潔癖性という性格の人がなりやすいと言われています。
臭いの悩みはとてもデリケートな問題なので、身近な方には逆に相談しにくいという方もいらっしゃいます。 通常の社会生活に支障はないが、いつも自分の臭いが気になって不安という方は、客観的な事実を知ることによって精神的に解放されるケースもあります。
口臭をあまり気にしすぎるのもよくありません。

口臭を予防するためには

一番大切なのは、お口の中を清潔にすることです。
毎食後のブラッシングは虫歯や歯周病の予防だけでなく、口臭予防にも効果があります。
とりわけ睡眠中には唾液の分泌量が減るため、細菌が繁殖しやすくなります(起床時に口臭がするのはこのため)。ですから寝る前のブラッシングはしっかりとしておくことが大切です。
ブラッシング時には、普通の歯ブラシだけではなく、歯と歯の間の汚れをとるデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具を利用しましょう。
また、入れ歯を使用されている方は、歯だけではなく入れ歯もしっかりお手入れする必要があります。
鏡で舌を観察し、白色〜淡黄色の舌苔が厚くついている場合には、舌の清掃も必要です。
柔らかい歯ブラシや舌ブラシを使用して、舌についた汚れも落としてあげてください。舌の清掃は一日に何回も磨く必要はありませんので、舌苔が溜まってきたら清掃を行ってください。
また、ストレスや緊張時に口臭が高くなりやすいとお話しましたが、食事や睡眠時間などをきちんと守って規則正しい生活を送り、リラックスした気持ちで毎日を過ごす事も口臭予防には重要です。
口臭予防効果を謳っている洗口剤や歯磨き粉、サプリメントも数多く市販されています。また、手軽な口臭予防対策としてガムやタブレット、キャンディーなどを利用している方も沢山いらっしゃるかと思います。これらは一時的な臭い隠しや精神的安心になるかと思います。こうした物も上手に利用しつつ直接的な原因の除去を心掛けていきましょう。

近年,社会的に清潔志向への関心が高まり、口臭を主訴とする患者さんが増加しています。
口臭の有無を自分で客観的に判断するのは難しいため、自分のお口の臭いに不安を抱く方も沢山いらっしゃいます。
口臭について不安がある方は、自己流で判断せず、是非歯医者へ行って的確な診断とアドバイスをもらってください!

息爽やかに、気持ちも爽やかな生活を‼

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子供の歯ぎしり

「子供でも歯ぎしりをするんですか?」

「はい、子供も歯ぎしりをするんです!」

歯ぎしりは大人だけの現象と思われがちですが、小さい子供の頃からみられます。

「夜、子供がよく歯ぎしりをしてるんです。大丈夫でしょうか?」

と、子供の歯ぎしり音をきいて母さん方が心配し、来院されることもあります。
歯ぎしりは大人だけのもので、まさか子供たちも歯ぎしりをするなんて…っと、衝撃を受けるお母さん方も多いようです。

大人の歯ぎしりの場合、癖、心因性、ストレス性によるタイプが圧倒的多数を占めていると言われ、憂鬱・不安など、潜在的心理的なものだと言われています。
歯ぎしり、食いしばりをすることによってストレスを発散させていると考えられています。

一方、子供の歯ぎしりは発育の過程によるものが多いので、それほど心配する必要はありません。
子どもの歯ぎしりはごく自然な現象で特別珍しいことではないんです。

実際、10歳までの子供の約40%が歯ぎしりをすると言われています。

ほとんどのケースでは、子供の歯ぎしりは大人の歯ぎしりと違って成長過程で起こる行動と考えられています。
歯ぎしりをすることで噛み合せのバランスを調整しています。
歯の萌出とあごの発達で噛む位置が不安定であることや、生え替わりの時期で、歯がゆい感じがあったり、歯ぎしりや食いしばりによって不快感を紛らわしているという考えもあります。
子供の歯ぎしりは、一過性の場合がほとんどで、多くの場合成長とともに自然になくなります。

この様に、子供が歯ぎしりをすること自体は問題ありません。しかし、子供の歯は大人の歯と違い、歯が柔らかいため、歯ぎしりにより歯が磨り減り、一時的にエナメル質と歯の神経(歯髄)との距離が短くなり、「冷たいモノがしみる」「歯が痛い」という症状が出てしまう場合があります。
また、子供の組織は柔軟性があり、関節に対する影響も成人のような悪影響はほとんどないと考えられていますが、例外もあります。ごく稀に顎関節症の症状が現れることがあります。

子供の歯ぎしりは一過性と言いましたが、継続的に歯ぎしりをやめない子は何か他に原因がある可能性も考えられます。
子供の歯ぎしりもストレスで誘発することもあるので、急に歯ぎしりをするようになったという場合などは、なにかストレスを感じていないかを疑ってみることも必要です。
また、虫歯や噛み合せに問題があって歯ぎしりをしている要因も考えられます。

子供の歯ぎしりの原因がわからず心配な場合や痛みを訴えていたら、放置せず、早めに歯医者へ行って相談してみてください!

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虫歯になってしまう原因とそのメカニズム

むし歯にならないようにその発生メカニズムを把握しておきましょう

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虫歯が進むと日本で一番多い病気と言われる怖い歯周病となります。
世界でも成人の歯の残存率は、欧米諸国に比べて、日本が断トツに低いとのデータもあります。

その歯を失う大きな原因が虫歯と歯周病です。
もともと人の身体は、虫歯にならないようにできているのです。

予防すれば、いくらでも防ぐことができるのが虫歯です。
大半の人は、身体の健康に気を使うのに、口の中の健康には気を付けないのが一般的と言えましょう。

歯が痛くなるまで、何もしません。「歯が痛くなったから歯医者さんに行こう」では、遅すぎます。

やはり虫歯にならない内からの予防が大切と言えましょう。
そのためには、虫歯になる原因を知ることが大切です。

むし歯は3つの要素のバランスが崩れた場合になります

虫歯ができる要因には「歯の質」と「虫歯菌」と「糖分」の3要素があります
この三つのバランスが崩れた時に、虫歯が作られます。

つまり虫歯菌が多く、歯の質が弱く、糖分を良くとる人が虫歯になりやすいと言うことです。

この3要素のどれか一つ欠ければ虫歯になりません。
したがって総入れ歯の人は虫歯になりません

現在は、この3つの要素に加えて、唾液の性状や分泌量、飲食回数など多くの虫歯菌のリスクになると考えられています。

具体的に言うと、歯垢・プラークが原因物質

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それでは虫歯の原因を具体的に言いますと、歯の表面に、見られるネバネバした物質があることは、誰でもわかると思います。

その物質こそ歯垢、つまりプラークです。このプラークこそ虫歯になる大きな要因と言えましょう。

これは細菌の塊で、この細菌が生み出す酸がエナメル質の歯を溶かしていくと言うことです。

このプラークを除去すること、生み出さないことが虫歯を防ぐ大きな要素と言えましょう。

特に、口の中のケアが不十分であったり、唾液量が少なかったり、細菌が好む糖分が多い食事をしています、虫歯の進行が進むことになります。

むし歯が出来るメカニズム

では虫歯がどうやって,出来ていくのか、そのメカニズムを追ってみましょう。
虫歯菌の代表格は、ミュータンス菌で、生まれたての赤ちゃんには存在しない菌です。

ミュータンス菌を持っている親の影響、口の中に入るものと思います
口の中に入ったミュータンス菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分鵜を代謝してグルカンというネバネバした物質を作ります。

歯の表面を覆うエナメルに住み着き、そこで糖分などを分解して酸を作ります。
この酸が人体の中で最も硬い組織と言われていますエナメル質を溶かし、歯のミネラル分であるカルシウムやリン酸を溶出します。これを「脱灰」と呼びます。

これが虫歯の始まりです。
つまり口の中では、食事のたびに「脱灰」と唾液の中の成分が再び、歯の表面に取り込まれる、脱灰された歯を修復する働きがある「再石灰化」が繰り返されていると言うことになります。

このバランスが取れていれば、人間の身体は、虫歯にならないように出来ているのです。こうしたプラークは、出来たすぐの時は、歯ブラシでこすると、とれます。

しかし歯磨きが不十分で、磨き残しがあると、残ったプラークは次第に厚みを増し、エナメル質の周囲に「バイオフィルム」と呼ばれています膜を作り、その幕の中で菌が繁殖して行きます。

そうすると唾液がエナメル質に近づくことができず、酸の中和作用や再石灰化の機能が発揮できなくなり、虫歯の進行を防げなくなると言う訳です。

このバイオフィルムができると、最近は、グルカンを餌に、どんどん増殖して行きます。虫歯の原因になる、ミュータンス菌がいるのはプラークの中で、歯を磨いても落としにくい部分にいるので厄介な物質です。

むし歯になってからではなく、ならないようにすることが肝要

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歯磨きをすることは大切な事ですが、大半の人は歯磨きをしているのに虫歯になっています。この虫歯のメカニズムを知れば、歯磨きだけでは虫歯予防にはならないことが解ります。

本当に大切なのはどのように治すかというよりも、虫歯を作らない為の予防が大切と言えましょう。

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