今回のテーマはジルコニアです!
ジルコニアとは模造ダイヤとも呼ばれ、アクセサリーにも使われている素材ですね!
歯科でなく、医科では人工関節に使われていたりもします。
歯科でのジルコニアは、その一般的なジルコニアの白さや、硬さ・柔軟性を改良した素材で、
白く透明感のある審美性の高いセラミックのかぶせ物に使われる素材です。
そして従来のセラミック材料よりも硬く、柔軟性があり、
金属よりも軽く、見た目が良いものです。
そして隣り合う歯に色を近づけることも可能です。
インプラント治療の土台に使われたりもしています。
この素材の良いところは、
・見た目が白く透明感があり、審美的に良い
従来のセラミックよりも硬く靱性があるため、
前歯のみでなく、奥歯にも向いています。
金属だと笑った時などに奥歯の金属が見えたりもしますが、
白く歯に近い色をしていますので、目立ちません。
そして前歯に入れた時にも光の透過性が良いため、
透明度が高く美しい歯になります。
・安定した素材なので、着色や摩耗がない
歯科で使う金属よりも硬く、傷つきにくい性質がある安定した素材なので、
着色や摩耗や汚れが付きにくいです。
なので長く使っても経年劣化が起こりにくいです。
・金属を使わないので、金属アレルギーや金属による変色の心配がない
従来のセラミックだと、金属で補強しないとダメなケースもありましたが、
ジルコニアは単独でも十分強度があるため、金属を使う必要がありません。
なので金属アレルギーになる心配もないですね。
金属を使っていると、時間が経った時に金属イオンの溶け出しにより
黒いラインができたりもしましたが、ジルコニアだとその心配もいりません。
・生体親和性があり、口の中でも安定した素材
見た目も大事ですが、常に口の中につけて長く使うものですから、
生体親和性は非常に大事なことになります。
ジルコニアは人の体に無害で、なじみがいい素材であり、
人工関節においては、20年近くも使われています。
・精度の良いかぶせ物ができる
素材や使える材料の幅が広いため、お口の中に合う物を作ることができます。
町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では、
ジルコニアのかぶせ物や詰め物やブリッジの取り扱いがあります。
そして完成したものでも、お口の中につける前でしたら、色を変えることもできます。
ご希望の方はお気軽にご相談下さい。
2017年6月25日 カテゴリ:未分類