矯正歯科について
バラバラな歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。
矯正装置を使って、歯やアゴの骨に弱い力を加えてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。
歯ならびがバラバラだったり、上下の歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。
この不正咬合をそのままにしておくと、
・食べ物がよく噛めない
・むし歯になりやすい
・口臭の原因になりやすい
・アゴの関節に負担をかける
・歯を折ったり、ケガしやすい
・などの問題がでてきます。
かみ合わせの改善をすることによってそういった問題が改善することが多いです。
矯正歯科の治療は、審美的効果とかみ合わせを改善する効果があります。
よいかみ合わせの条件についてご説明しますと、
上下の歯が、適正な位置関係ですべてかみ合っていること。
全身の姿勢、バランスと、かみ合わせが調和していること。
などが挙げられます。矯正歯科の治療をおこなううえで、かみ合わせを考えてゆくことは非常に大切なことです。
かみ合わせが悪いことから、歯への悪影響だけではなく、顔がゆがんだり、頭痛、肩こりなど全身の健康状態にも悪い影響があることがあります。
虫歯のリスク低下、歯槽膿漏の進行抑制
歯を失う2大原因は、虫歯と歯槽膿漏であると言われています。またこの2大疾患は、歯と歯茎の間にプラークが入り込むことが原因だと言うこともわかっています。
プラークは、単なる歯についた汚れだけではなく細菌の塊でもあります、
その細菌の出す毒素や酸により、歯周病、虫歯が進行してゆきます。
矯正歯科の治療をすることによって歯列を整えると、歯の間に食べかすやプラークが付きにくくなり、かつ清掃をしやすいとゆう効果があります。
日本歯科医師会では、8020運動(80歳で20本以上の歯を残すキャンペーン)を推進しておりますが、80歳で20本以上の歯が残っている人の殆どは、歯並びのよい人であるという報告がされています。
現在、日本人の平均寿命は、80歳をこえていますが、より良い人生を送る意味でも、いつまでも自分の歯を使って食事ができる状態でいたいものです。
当医院では矯正歯科のカウンセリングは無料です。
お気軽にご来院下さい。
2017年10月21日 カテゴリ:未分類