子どもの虫歯は減っている?
文部科学省の調査によると、1970年代には全体で9割超の子どもが虫歯であった。
現在はというと中学生や幼稚園児では5割を切っている。
80~90年代にかけて国が行なって来た予防対策など様々な要因が考えられます。
また、子どもの親の意識の変化も大きいのではないでしょうか?国、学校の対策に加え、
育児雑誌などで親が子どもの磨き残しを確認する『仕上げ磨き』の推奨も大きく影響した
ことでしょう。
取り組みを熱心に行っている地域では今後ますます、むし歯は減ると推測されます。
これからの歯科医療は『治療』だけがメインではなく『予防』という概念が大切になってきます。
その一方で子どもの口腔内に格差も…
『口腔崩壊』という言葉をご存知でしょうか?
まだ明確な定義は無いようですが、重い虫歯が10本以上あることを目安としているようで、
今この『口腔崩壊』の状態の子どもが昔よりも増えてきていることがわかっています。
重度なむし歯が多いと、その後に生える永久歯の歯並びが乱れやすくなったり、新たに生えてきた永久歯が
むし歯や歯周病になりやすい環境になり、その後の生活に深く影響します。
貧困との関連性も理由に挙げられたいますが、町田市をはじめ多くの自治体で子どもの医療費に関して
減免措置があり、中高生までは無料か若しくは少額で診療を受けられる方が多いのではないでしょうか?
のちの人生にまで大きく影響を与える、幼少期のお口の健康を保つため、いま現在何も違和感を感じて
いらっしゃらない方もこの機会に『予防』を目的に、ご家族で歯医者さんへ通われてみてはいかがでしょうか?
町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では地域の皆さまが通いやすいよう朝9時~夜21時まで月曜から日曜まで祝日も休まず診療しております。
当院では予防歯科にも力を入れており無料フッ素塗布(フッ素を塗ると大人も子供も虫歯になりにくくなります。)やシーラントと言った
予防歯科も保険治療で行っておりますのでお気軽にご来院下さい。
2019年5月17日 カテゴリ:未分類