医薬品メーカーの第一三共ヘルスケア株式会社がオーラルケア分野の新商品の啓発の際に行った調査に興味深いものがあります。
オーラルケア商品と言えば『LION(ライオン)』や『SUNSTAR(サンスター)』をイメージする方が多いかと思いますが、たくさんのメーカーからいろいろな商品が企画立案され各社しのぎを削っています。
今回お話するのは、職場におけるコミュニケーションやオーラルケアの実態を明らかにすることを目的に、働く女性20代から50代を対象に実施したアンケートです。
以下はそのアンケートの中で質問されている事項です。
Q1|職場の人(上司・部下・同僚など)の口臭(口のニオイ)が気になることがありますか。
Q2|(口臭が気になることがある人)口臭が気になったことがある職場の人は、どんな人ですか。(複数回答)
Q3|職場の人との会話中に相手の口臭が気になったとき、どの程度その人の話を理解できていると思いますか。
Q4|口臭が気になる職場の人から、仕事へのアドバイスをもらったとき、素直に聴き入れ、実践できていると思いますか。
Q5|自分自身の口臭(口のニオイ)が気になることがありますか。
Q6|自分自身の口臭(口のニオイ)への対策(ケア)のための商品や対策方法に、どの程度興味がありますか。
Q7|あなたは現在、何種類の歯みがき粉を使っていますか。
Q8|(家族と同居されている方)あなたが現在お使いの歯みがき粉は、どなたが使っていますか。
Q9|あなたが歯や口の中のケアのために現在お使いのものをすべてお選びください。
Q10|歯や口のケアのための商品を買うとき、どんなことを気にしていますか。
Q5~10は、アンケートを受けている方自身の意識度、興味・関心等の主体的な内容の質問になりますが、Q1~4に関しては自分だけではない相手ありきの質問で、他人との関わり・コミュニケーションの質問です。
Q1、では職場の人(上司・部下・同僚など)の口臭(口のニオイ)が気になることがありますか。の質問には、実に全体で50%以上の人が職場の人の口臭が気になっており、Q2の職場のどんな人の口臭が気になるかとの問いには、全体で60%近くが『上司』との回答となりました。
当然、上司は職場のいろんな人と会話をしなければならないので、否応なく回答の上位に挙がってくることは予想されますが、興味深いのははQ3・4のアンケートです。
『口臭が気になった相手との会話の理解度がどれくらいだったのか?』、『その人からのアドバイスを素直に聴き入れ実践できていますか?』との問いです。
理解度は、全体平均で54.4%となり、アドバイスの実践度は56.6%となる結果が示されています。
一概に、口臭だけが原因で100%の数字だったものが40%強の数値の低下を招いたとは言い難いと思います。
しかしながら、口臭の有る無しが職場と言う公の場で、業務に影響し得るということです。
以上のことからも、口臭ケアは、単純にエチケットの問題だけには留まらず良好なコミュニケーション構築のきっかけ。それから関連して業績へも関与しています。
口臭=ニオイの原因となるものは口腔内由来の生理的口臭(磨き残しの汚れ・お口の中のタンパク質からくるもの)です。その他に、病的口臭(むし歯・歯周病など)の両方をケアを行うことによって口臭の元となる原因を無くすことで大半の口臭は大きく改善されます。
職場で女性の部下をお持ちの皆さんはもちろん、そうでない方もこの機会に歯科検診を行いご自分のお口の中をチェックしてみてはいかがでしょうか?
歯医者では、むし歯・歯周病の治療だけではなく普段の歯磨きが上手に出来ているかなどのセルフケアの指導も行っています。
また、町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では地域の皆さまが通いやすいよう朝9時~夜21時まで月曜から日曜まで祝日も休まず診療しております。
スタッフ一同、ご来院お待ちしております。
町田駅前グレイス歯科矯正歯科
参考サイト
https://www.atpress.ne.jp/news/169941
2019年9月26日 カテゴリ:未分類