7月 | 2021 | 町田 歯医者/歯科 町田駅前グレイス歯科・矯正歯科・口腔外科

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歯茎を押したときの痛み

歯茎や歯の根っこの辺りを押したときに痛みを感じたことはないでしょうか?
今回はそんな痛みの原因を説明していきます。

歯茎や根っこで感じる痛みの原因ですが、
いくつかの種類に分かれます。

・根の治療をした歯の感染症
・歯根膜炎
・歯根嚢胞
・根の割れ

それぞれについて解説していきます。

・根の感染症
これは一度虫歯等により神経を取る治療をした歯の根の先で感染を起こしている状態です。
そして根の先炎症が起こり膿がだんだん溜まっていきますので、
そのせいで痛みを伴うことがあります。
ただ痛みを伴わず膿だけが膨れていき、症状が悪化してしまうこともありますので、
神経を取る治療をした後は定期的に歯科医院で状態が悪くなっていないかのチェックをしてもらう必要があります。

・歯根膜炎
歯根膜という組織が歯と歯が埋まっている歯槽骨の間にあります。
この歯根膜は非常に優れた組織で歯に対する情報を読み取るセンサーの役割があります。
この膜の部分が炎症を起こして痛みを伴うことがあります。
そして歯根膜炎には外的要因と感染性のものとに分けることができます。
外的要因には、過度の負荷が考えられます。
転んだ時に歯を強く打ったりとか、硬い物を噛んだ時に強く噛み過ぎてしまったり、
あとは歯ぎしりのせい等が考えられます。
歯根膜自体は硬い組織ではないので、そのストレスのせいで炎症を起こしてしまいます。
打撲と同じような状態です。
もう一つの感染性は歯根膜が細菌感染により炎症を起こします。
噛んだ時や押したときに痛みを感じます。
ただ症状が進むと何もしていなくても痛みを伴います。
歯根膜炎になると基本的に根の治療が必要になってきます。

・歯根嚢胞
嚢胞とは袋のような形をした病態になります。
それが根の先にできるので、歯根嚢胞と言います。
この歯根嚢胞の中に膿が溜まってくると嚢胞が膨らんでいきます。
自覚症状がない場合もありますが、
大きくなってくると痛みをともなったり、違和感が出てきたりすることがあります。
そして膿が溜まると口臭の原因になったりもします。

・根の割れ
歯の根っこが割れてしまうことがあります。
特に神経を取っている歯で起こることの方が多いです。
神経の治療をすると、将来的に歯はどうしても時間経過とともに劣化します。
そしてもろくなった歯に圧力がかかった時に割れてしまうことがあります。
割れ方にもよりますが、割れてしまうと抜歯になるケースが多いです。

歯茎を押して痛みを伴う時は以上のような原因が考えられます。

町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では、初診・急患の受け入れを随時行っています。
上記のような症状等でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
歯科医師 歯学博士 平井一孝

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歯の栄養素と歯の構造

まず歯にはどのような栄養素がふさわしいかですが、
基本となる栄養素はカルシウム・リン・タンパク質になります。
さらにはビタミンA、ビタミンC、ビタミンDが必要になります。
これらの栄養素をどんな食物から摂取できるかご紹介します。

カルシウム・リン
牛乳等やヨーグルト等の乳製品、大豆やひじき、ごまなど。
これらが歯の主体となる成分です。

タンパク質
卵、肉、魚、そしてこちらも乳製品、大豆などが含んでいます。
歯質の土台を作る働きがあります。

ビタミンA
卵やチーズ、緑黄色野菜などが含んでいます。
歯表層のエナメル質を作る働きがあります。

ビタミンC
野菜類、果物類、イモ類などが含んでいます。
ビタミンCは口腔内の傷の治りを助ける働きもあります。

ビタミンD
魚介類やキノコ類などが含んでいます。
ビタミンDには腸から吸収したカルシウムを、骨や歯へ送る働きがあります。

歯の栄養素には上でご説明した物などがあります。
ただバランスよく栄養を摂取することが大事になりますので、偏った栄養素の摂取は逆効果になります。
また乳歯から永久歯に生え変わる時期は、
カルシウムなどの栄養素を積極的に摂取して歯質の強化を図るのが良いでしょう。

そして歯の構成ですが、
歯は表層部分からエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄腔とういう4種類に分かれます。

エナメル質
歯の表面を覆っている硬組織で、透明感があり人の組織の中で最も硬く、
ほとんどがヒドロキシアパタイトという成分からなっています。
96%がこのヒドロキシアパタイトです。残り4%は水になります。

象牙質
歯の主体となる硬組織で、象牙質の色味で歯の色の見え方が変わります。
約70%がヒドロキシアパタイト、残り20%が有機物、10%が水からなっています。

歯髄腔
歯の神経(歯髄)が入っている空洞です。
神経と血管が中に入っています。
その血管を通じて歯に栄養が届くため、
神経の治療をした歯には栄養が届かなくなります。
そのため変色や歯質の低下が起こります。

セメント質
歯の根の部分をを覆う硬組織で、
約60%がヒドロキシアパタイト、残り25%が有機物、15%が水からなっています。

これらの組織が組み合わさって歯は成り立っているのですが、
構成が歯の頭(歯冠部分)部分がエナメル質で覆われていて、
歯の根(歯根)の部分がセメント質で覆われています。
そしてエナメル質とセメント質に覆われている中に象牙質があります。
そしてその象牙質の中に、歯髄空があり、歯の神経や毛細血管が入っています。

歯が虫歯になってしまうと虫歯菌による酸により、まずエナメル質が溶かされます。
いくら硬いエナメル質でも虫歯菌の出す酸には弱いため何もしないと時間経過とともに状態が悪化します。
そして象牙質が溶かされていくと、歯髄腔の中の神経までとの厚みがなくなったり、神経が露出してしまったりするので、
歯がしみたり、痛みが出たりします。

そこからの治療になってしまうと、歯の神経が残せなくなり、歯のもちが悪くなります。
なので虫歯を早期に発見するためにも、
定期的な検診をしていくことが非常に大事になります。

そしてフッ素塗布などにより、外部から歯質を強化することもできます。
町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では、
子供から大人まで無料でフッ素塗布を行っていますので、お気軽にご相談下さい。

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