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矯正中の歯磨きの仕方を歯科医が解説!頻度や力加減、おすすめグッズも紹介

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ワイヤー矯正や裏側矯正をしていると、矯正器具をつけたまま歯磨きをしなければいけませんが、うまく磨けていない気がする方も多いようです。

矯正中の歯磨きにはいくつかのポイントがあり、コツをおさえて磨かないとブラケット周辺や歯とワイヤーの隙間などに歯垢がたまりやすくなります。

この記事では、矯正中の歯磨きやケアの方法について解説します。

矯正中の歯の磨き方

矯正中に歯を磨く際は、以下の3つの場所によって適切な磨き方が異なります。

  • ブラケット周辺
  • ワイヤー周辺
  • 歯と歯ぐきの間

以下では、それぞれの部分の磨き方について解説します。

ブラケット周辺の歯磨きの仕方

ブラケットのまわりと歯の境目には、歯垢や食べカスがつきやすい場所です。

さらに、歯ブラシの毛先が届きづらく、汚れがたまりやすくなっています。

そのため、ブラケットのまわりを磨く際は、歯ブラシの毛先を歯やブラケットと歯の境目にしっかりと当てることが大切です。

歯ブラシを小刻みに動かしながら、1本ずつ丁寧に歯を磨くことがコツです。

もし、通常の歯ブラシでは磨きづらい場合には、矯正専用の歯ブラシも検討しましょう。

ワイヤー周辺の歯磨きの仕方

ワイヤー周辺やワイヤーと歯の間も、食べカスや歯垢がたまりやすい場所です。

そのため、ブラケットまわりと同様、歯ブラシの毛先をしっかりと当てることが大切です。

ワイヤーと歯の間に歯ブラシの毛先を斜めに入れると、食べカスや歯垢が溜まりやすい部分に毛先をしっかりと当てられます。

また、毛先がしっかりと当たった状態で上下それぞれから磨くことがコツです。

歯と歯ぐきの間の歯磨きの仕方

歯と歯肉の間にも歯垢がたまりやすいうえ、歯垢がたまると歯と歯ぐきの間に隠れた縁下歯石となって歯周病の原因になります。

そのため、矯正器具のまわりだけでなく、歯と歯肉の間もしっかりと磨く必要があります。

歯と歯ぐきの間を磨くときは、歯ブラシをすこし斜めにして、歯と歯ぐきの間に毛先を入れて優しく磨くことがコツです。

矯正中の歯磨きの3つのポイント

矯正中の歯磨きには、以下のような3つのポイントがあります。

  • 歯磨きの頻度は1日3回にする
  • 優しい力加減で磨く
  • 鏡を見ながら磨く

続いて、矯正中の歯磨きのポイントについて、それぞれ解説します。

歯磨きの頻度は1日3回にする

矯正中の歯磨きの頻度は、できるだけ1日3回にしましょう。

食後に毎回歯磨きをするのは大変ではありますが、歯と矯正器具の間に歯垢や食べカスなどがたまりやすく、通常よりも丁寧なケアが求められます。

また、矯正中は普段よりも丁寧に時間をかけて歯を磨くように心がけましょう。

やさしい力加減で磨く

矯正中は力を入れすぎずに、やさしく歯を磨きましょう。

矯正器具をつけながら歯磨きをすると、普段よりも磨きづらいため、つい力が入りやすくなります。

しかし、歯磨きの際に力を入れすぎると、かえってきれいに汚れを除去できなくなる可能性が高まります。

そのため、矯正中は意識的にやさしい力加減で歯を磨きましょう。

鏡を見ながら磨く

矯正中は、鏡を見ながら歯を磨くことをおすすめします。

鏡でチェックすることによって、磨き残しに気付きやすく、歯周病や虫歯の発生を予防しやすくなります。

歯磨き粉が泡立って歯の状態が見づらい場合には、低発泡タイプの歯磨き粉を使う方法もあります。

矯正中の歯磨きが痛い場合の対処法

矯正中の歯磨きに痛みを感じる方もいます。

矯正器具によって歯に力がかかっているところに、歯ブラシによる刺激が加わると痛みが強くなるおそれもあるため、やさしくこするように磨くのがポイントです。

痛みが生じるのは一時的なものであることが多く、ほとんどの場合、調整を終えてから2〜3日ほどで痛みは引いていきます。

矯正中の歯磨きにおすすめのグッズ

矯正中はより丁寧なケアが求められるため、歯ブラシだけでなく、タフトブラシや歯間ブラシなどを併用する方法もおすすめです。

以下では、矯正中の歯磨きにおすすめのグッズについて解説します。

タフトブラシ

タフトブラシとは、ヘッドに毛束が1つだけついている小さな歯ブラシです。

普通の歯ブラシでは毛先が届きにくい場所を重点的に磨くのに適しています。

まずは、普通に歯全体を磨いたあと、歯と矯正器具の隙間や歯と歯ぐきの間などをタフトブラシで磨く方法がおすすめです。

タフトブラシを使う際は、磨きたい場所に毛先を当て、毛先を小きざみに動かしたり、小さな円を描くように動かしたりしながら磨くとよいでしょう。

歯間ブラシ

歯間ブラシとは、歯間磨き用に細長く設計されているブラシです。

歯と歯の間や歯と矯正器具の間など、狭い隙間を磨くのに適しています。

ブラケットの付け根の角の部分のように、食べカスや歯垢が溜まりやすく、歯ブラシの毛先も届きづらい場所には歯間ブラシを使うのがおすすめです。

デンタルフロス

デンタルフロスとは、歯と歯の間や矯正器具のまわりを掃除するための糸です。

ワイヤーの上下からデンタルフロスを通して、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間や歯の根元、歯と矯正器具の間の汚れを取り除きます。

デンタルフロスには、1本の糸状になっていて必要な分を切って使う糸まきタイプと、ホルダーにデンタルフロスが取り付けられているホルダータイプがあります。

ジェットウォッシャー

ジェットウォッシャーとは、水流で歯と歯の間の汚れを取り除くグッズです。

歯間洗浄機や口腔洗浄機、ウォーターピックとも呼ばれており、歯間ブラシやデンタルフロスなどが届きにくい場所であっても掃除しやすい点が特徴です。

ただし、ジェットウォッシャーの水流が強すぎると、歯や歯ぐきを傷つけるおそれもあるため、水流の設定や距離には注意しましょう。

矯正中に歯磨きをサボるとどうなるのか

矯正中に歯磨きをサボると、以下のような症状の原因になります。

  • 虫歯や歯周病になりやすくなる
  • 口臭が強くなる
  • 着色汚れがつきやすくなる

以下では、矯正中に歯磨きをサボるとどうなるのかを解説します。

虫歯や歯周病になりやすくなる

歯磨きをしていないと、虫歯や歯周病になりやすいのは当然ですが、矯正器具をつけている場合には、歯と矯正器具の間に歯垢や食べカスがたまりやすくなります。

せっかく矯正治療をして歯並びを整えても、歯磨きをサボって健康な歯でなくなってしまうと、虫歯や歯周病の治療が必要になります。

歯の健康状態は、歯並びの崩れや抜歯などにもつながるため、矯正中のケアはより大切にしましょう。

口臭が強くなる

口臭の原因となる細菌をなくすことも歯磨きの目的であるため、歯磨きをしていないと口臭がきつくなります。

矯正して歯並びを整えたとしても、口臭によって他者からの印象が悪くなってしまいます。

口内を清潔に保つことは、身体の健康にもつながるため、丁寧にケアすることが重要です。

着色汚れがつきやすくなる

歯磨きには、着色汚れをつきにくくする効果もあります。

食べ物や飲み物による着色汚れは、こまめに歯磨きをしていればあまり気になりませんが、ケアの頻度が下がるほど、着色が定着しやすくなってしまいます。

歯の色は歯並びとともに、印象を大きく左右する要素でもあるため、きれいな状態を維持できるようにケアしましょう。

矯正中の歯磨きに関するよくある質問

矯正中の歯磨きに疑問や悩みをもっている方は多く、実際に患者さんからもさまざまな質問が寄せられます。

最後に、矯正中の歯磨きに関するよくある質問と回答について紹介します。

矯正中でも電動歯ブラシは使える?

基本的には、矯正中でも電動歯ブラシを使っても問題ありません。

ただし、使用の際には電動歯ブラシの振動数をチェックしてみてください。

振動数が120万回/分ほどの電動歯ブラシだと、振動が強力すぎて矯正器具を傷つけるおそれがあります。

目安としては、1万〜3万回/分程度のものがおすすめです。

矯正中の外出先での歯磨きはどうする?

矯正中は、外出先であっても食事後には歯磨きをすべきです。

もし、食後すぐに歯磨きができない場合は、うがいや歯間ブラシでケアする方法もあります。

また、麺類やもやしのように、歯と矯正器具の間に挟まりやすい食べ物を控えることもポイントです。

矯正中は歯磨き粉を使っても大丈夫?

矯正中であっても、歯磨き粉を使ってケアするのがおすすめです。

ただし、歯磨き粉の泡立ちによって、磨き残しを見つけづらくなったり、磨き残しがある状態で満足してしまったりすることもあるため、入念にチェックをしましょう。

歯列矯正に関するご相談は町田駅徒歩1分のグレイス歯科へ

歯並びは顔の印象を大きく左右するため、歯列矯正によって口元を美しくしたいと考える方は多くいます。

また、矯正には歯並びを整えることで日頃のケアが行き届きやすい口内環境をつくり、虫歯や歯周病のリスクを軽減する役割もあります。

しかし、歯列矯正にもワイヤー矯正や裏側矯正をはじめ、さまざまな種類があるうえ、それぞれメリットやデメリット、かかる費用などが異なります。

そのため、歯の状態や予算に応じて、自分に合った矯正方法を選ぶことが大切です。

当院では、小児から大人まで豊富な矯正治療の実績をもとに、一人ひとりの患者さんに合った治療方法を提案させていただいております。

歯列矯正に関して詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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