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歯の詰め物が痛いのはなぜ?違和感の原因や期間、対処方法について

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虫歯の治療で詰め物をしたのに、詰め物の部分に痛みを感じることはありませんか。

そして、虫歯を治療したはずなのになぜ詰め物が痛いのか、対処方法はないのかなど、さまざまな疑問をもった人も少なくないと思います。

この記事では、虫歯の詰め物が痛む原因や対処法、痛みが続く期間について解説します。

【ケース別】歯の詰め物が痛む原因

歯の詰め物が痛む場合、いくつかの原因が考えられます。

はじめに、歯の詰め物が痛む原因についてケース別に紹介します。

食事中やかむときに痛むケース

虫歯の治療後、食事中やかむときに痛みを感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。

食事中に痛みがあるときには、以下のような原因が考えられます。

詰め物の高さがあっていない

詰め物の高さがあっていないと、食べものをかむときに痛みが生じます。

高さがわずかに違うだけでも痛みを感じることがあり、詰め物の高さが原因である場合は、詰め物をすこし削って調整すれば痛みはおさまります。

ただし、痛みを我慢すると悪化するおそれがあるため、2〜3日経っても痛みや違和感がなくならないときは歯医者を受診しましょう。

歯の神経が敏感になっている

虫歯を削る刺激によって、歯の神経が一時的に過敏になり、かむときに痛みを感じやすくなることがあります。

歯の神経が過敏になっている場合、落ち着くまでに1週間程度かかることがほとんどです。

しかし、個人差や治療部位によってはしばらく痛みが引かないこともあります。

熱さや冷たさが詰め物を通して伝わる

金属製の詰め物の場合、熱が伝わりやすい性質であるため、熱いものや冷たいものなどがしみて痛みを感じることがあります。

そのため、治療直後は極端に熱いものや冷たいものを食べたり、飲んだりすることを控えましょう。

数日経過して慣れていくうちに、徐々に痛みは軽減しますが、痛みが続く場合には歯医者を受診することをおすすめします。

何もしていなくても痛むケース

なかには、何もしていなくてもずっと歯が痛むという方もいます。

つねに詰め物が痛むときには、以下のような原因が考えられます。

歯の神経の近くまで虫歯が進行している

歯の神経の近くまで進行している虫歯を治療した場合には、詰め物を入れたあとも歯がしみたり、痛みを感じたりしやすくなります。

あまりにも痛みが強い場合や、長期間痛みが続く場合には、歯医者を受診しましょう。

接着剤が歯にしみる

歯を削った部分に詰め物をする際、専用の接着剤を使用しますが、接着剤が歯にしみるような感覚をもつ方もいます。

虫歯の治療後は歯の神経が敏感になっているため、外から入ってきた接着剤に反応して痛みが生じてしまうケースです。

虫歯が再発している

虫歯の治療からしばらくたって痛みが生じたときは、詰め物の内側で虫歯が再発しているおそれがあります。

丁寧に治療をしていても、歯と詰め物の間にはわずかな隙間ができてしまうため、隙間から細菌が入り込んで虫歯になってしまうことがあります。

二次カリエス(二次虫歯)とも呼ばれており、よくある症状の一つであるため、虫歯の治療後も定期的に検診を受けるようにしましょう。

歯の詰め物が痛いときの4つの対処法

歯の詰め物が痛むとき、すぐに歯医者に行ければよいですが、どうしても都合がつかないときもあります。

一時的にでも痛みを抑えられればと考えることもあるでしょう。

以下では、歯の詰め物が痛いときの4つの対処法を紹介します。

痛み止めを服用する

痛み止めを服用することで、歯の痛みを一時的に緩和できます。

ドラッグストアで購入した市販薬でも問題ありませんので、痛みが我慢できないときには痛み止めを服用しつつ様子をみるのも一つの手です。

ただし、痛み止めは痛みの原因をなくせるわけではないため、あくまでも応急処置として服用し、効果が切れるころにまだ痛みが強いようであれば歯医者を受診しましょう。

血行がよくなる行動を控える

歯の痛みに限らず、一般的に患部の血行がよくなると痛みは強くなります。

そのため、歯に痛みがあるときは、長時間の入浴や激しい運動、飲酒など、血行がよくなる行動はできるだけ控えましょう。

刺激を与えない

歯に痛みがあると、ついつい気になって触ったり、押したりしてしまいがちですが、刺激を与えると痛みが悪化することがあります。

そのため、できるだけ患部に負担がかからないようにして、様子をみることが大切です。

食事の際は固いものや辛いものなどを避け、歯を食いしばって力がかかるような運動やトレーニングも控えましょう。

様子をみる

歯に痛みが生じていても、徐々に症状が緩和されているときはすこし様子を見ても問題ありません。

突然痛みが発生したときはすぐに歯医者にかかるべきですが、治療の直後に若干の違和感や痛みが生じるのは自然なことでもあります。

我慢できないほどの痛みでなければ、時間が経つにつれて症状が落ち着いていくことも考えられるため、様子をみる方法もあります。

虫歯の治療後に歯が痛むのはいつまで?

虫歯の治療後に歯が痛む期間は、原因によって異なりますが、早いものだと2〜3日、長いものだと数か月〜1年ほどかかります。

そのため、一概にどれくらい痛みが続くようなら歯科医に相談すべきとはいえませんが、痛みがまったく緩和されないときやむしろひどくなっているときは歯医者を受診しましょう。

詰め物が外れたときの対処法

詰め物が外れてしまったときは、すぐに歯医者を受診すべきです。

かみあわせが悪くなるだけでなく、削った部分が露出することにより、歯の内部に細菌が入り込んでしまうおそれがあります。

とれた詰め物を無くしていないのであれば、受診の際にもっていきましょう。

ただし、自分の歯や詰め物に損傷があると、詰め物を作り直さないといけません。

虫歯かも…と思った方はグレイス歯科へ

虫歯かもしれないと思いつつ、なかなか歯医者に行けていない方も多いのではないでしょうか。

自覚症状が表れる前に早期発見するのがベストではありますが、歯科を受診する方の多くは痛みが表れていることがほとんどです。

そのため、虫歯に痛みがあっても手遅れということはまったくありません。

痛みが出て間もない時期であれば、それほど進行しておらず、すぐに治療を済ませられるケースがほとんどです。

一方、痛みを放置しておくとどんどん進行してしまい、最悪の場合は抜歯することになってしまいます。

虫歯の治療は、とにかく早い段階で歯科を受診することが大切です。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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