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ワイヤー矯正とは?3つの種類と値段、メリット・デメリットを徹底解説

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ワイヤー矯正は、歯科矯正のなかでももっともメジャーな方法です。

しかし、実はワイヤー矯正のなかにもいくつかの種類があるため、ワイヤー矯正を検討している方や治療中の方は、それぞれの方法について理解しておくことをおすすめします。

この記事では、ワイヤー矯正について3つの種類と費用、メリットやデメリットについて解説します。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットという矯正器具を装着し、ブラケットにワイヤーを通すことで、歯に力を加えて徐々に歯を動かす矯正方法です。

以下では、ワイヤー矯正の仕組みや流れについて解説します。

ワイヤー矯正の仕組み

歯の周りには、歯を支える骨(歯槽骨)があります。

歯と歯槽骨の間には、クッションのような役割をしている歯根膜という薄い膜がありますが、ワイヤー矯正では歯根膜に力を加えます。

ワイヤーの力によって、歯根膜が縮み、もとの厚さに戻ろうとする際、骨を溶かす細胞ができ、歯が動く方向にある骨を溶かす仕組みです。

そして、歯が動く方向とは逆の歯根膜が引き伸ばされ、伸びた歯根膜がもとの厚さに戻ろうとして骨をつくる細胞ができます。

その結果、歯を動かす際にできた隙間に骨が作られます。

このように、歯を溶かしたり、つくったりを繰り返すことで、少しずつ歯を動かすことがワイヤー矯正の仕組みです。

ワイヤー矯正の流れ

ワイヤー矯正は、以下のような流れで治療を進めます。

  1. カウンセリング
  2. 検査
  3. 治療計画
  4. 術前処置
  5. 矯正開始
  6. 定期健診
  7. 保定器具の装着

まず、歯並びを矯正するうえで、悩みや治療の要望などのカウンセリングを受けます。

また、虫歯がある方は治療してからでないと矯正を始められないため、虫歯がないかを調べたり、歯並びを確認したりする検査が必要です。

次に、検査結果をもとに、費用や治療期間についての説明を受け、矯正治療を開始します。

なお、歯を動かすスペースがない場合、抜歯をしてから矯正を開始するケースもあります。

ワイヤー矯正では、矯正器具を装着してから、月1〜2回程度の定期健診が必要です。

矯正終了後には、後戻りが起きないように保定器具を装着します。

ワイヤー矯正の3つの種類

ワイヤー矯正には、以下の3つの種類があります。

  • 表側矯正
  • 裏側矯正
  • ハーフリンガル矯正

続いて、それぞれの矯正方法について解説します。

表側矯正

表側矯正とは、ワイヤーとブラケットを歯の表側に装着して矯正をおこなう治療方法です。

適応症例がもっとも広いため、さまざまな歯並びに対応できることが特徴で、矯正器具を装着していても発音に問題がないメリットがあります。

しかし、表側に矯正器具を装着するため、矯正器具が目立ちやすいといったデメリットもあります。

裏側矯正

裏側矯正とは、ワイヤーとブラケットを歯の裏側に装着して矯正を行う治療方法です。

歯の裏側に矯正器具を装着するため、矯正器具が目立たないことが特徴です。
しかし、発音に影響が出たり、表側矯正よりも費用が高くなったりするデメリットがあります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。

上あごの歯は裏側矯正、下あごの歯は表側矯正で治療をおこないます。

表側矯正よりも矯正器具が目立ちづらく、裏側矯正よりも費用が安いことが特徴です。

しかし、表側矯正よりも費用が高いことや、適応症例が狭まるといったデメリットには注意が必要です。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正には、以下のようなメリットがあります。

  • 矯正器具の取外しが不要
  • 適応症例が多い
  • 細かい調整がしやすい
  • 効率的に歯を動かせる

マウスピース矯正のように、自身でつけ外しができる矯正方法の場合、自己管理ができないと矯正がうまく進まないことがありますが、ワイヤー矯正では自己管理の負担は少なくなります。

また、ワイヤー矯正は細かい調整がしやすく、効率的に歯を動かせることに加えて、適応症例も多いため、歯並びが大きく乱れていたとしても治療が可能です。

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正には、以下のようなデメリットがあります。

  • 矯正器具が目立つ
  • 食事がしづらい
  • 歯磨きがしづらい
  • 痛みや違和感が出やすい
  • 矯正器具で口腔内を傷つける可能性がある

ワイヤー矯正では、矯正器具が目立つほか、矯正器具が取り外せないため、食事や歯磨きがしづらいデメリットがあります。

また、ワイヤー矯正は痛みが出る可能性が高い点もあげられます。

多くの方が矯正開始から2〜3日で痛みのピークを迎え、1週間程度で徐々に慣れます。

ワイヤー矯正器具の種類と値段

ワイヤー矯正の器具には、以下のような種類があります。

  • メタルブラケット
  • ハイブリッドブラケット
  • プラスチックブラケット
  • ジルコニアブラケット
  • セラミックブラケット
  • ホワイトワイヤー

以下では、それぞれの矯正器具や値段について解説します。

メタルブラケット

メタルブラケットは、もっとも一般的な金属の矯正器具です。

金属製であることから矯正器具が目立ちやすいですが、耐久性に長けており壊れにくい点がメリットです。

また、ワイヤー矯正のなかでは値段がもっとも安く、30〜80万円ほどでの治療が可能です。

ハイブリッドブラケット

ハイブリッドブラケットは、プラスチックとセラミックでできたブラケットです。

強度が高いうえ、目立ちにくい特徴をもちつつ、費用も35〜80万円程度に抑えられる点がメリットです。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットには、透明で目立ちにくい特徴があります。

しかし、メタルブラケットよりも耐久力が弱いほか、着色したり、矯正期間が長くなったりしやすいデメリットがあります。

プラスチックブラケットを用いた矯正治療の費用は60〜90万円ほどです。

ジルコニアブラケット

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれている素材で、白色で表面が滑らかな点が特徴です。

汚れが付きづらく、変色にも強いため、矯正器具をきれいに保ちやすいメリットがあります。

さらに、ジルコニアブラケットはワイヤーとの摩擦を少なく、矯正中の痛みも軽減できます。

しかし、ジルコニアブラケットによる矯正治療は65〜100万円ほどのケースが多く、治療費が高額になりやすい傾向にあります。

セラミックブラケット

セラミックブラケットは、自然な歯の色に近い白色をしており、目立ちにくいブラケットです。

また、汚れや変色にも強い特徴がありますが、メタルブラケットに比べるとやや強度の面で劣ります。

費用は65〜100万円ほどとされており、ジルコニアブラケットと同様、高額な部類にあたります。

セルフライゲーションブラケット

セルフライゲーションブラケットは、ブラケット自体がワイヤーを固定するためのクリップ構造になったブラケットです。

一般的なブラケットがワイヤーとブラケットを細い針金やゴムで固定するのに対して、針金やゴムを使用しないため、ワイヤーとブラケットの摩擦が小さくなり、効率よく歯に力を加えられます。

セルフライゲーションブラケットによる矯正治療の費用は70〜90万円程度です。

ホワイトワイヤー

ホワイトワイヤーとは、白色の目立ちにくいワイヤーです。

ホワイトワイヤーには、銀色のワイヤーを白く塗装したものと、ロジウムという白い金属でコーティングしたものがあります。

歯科医院によって値段は異なりますが、銀色のワイヤーを使う矯正の値段に別途10万円ほどで利用できます。

ワイヤー矯正中の歯磨きの方法

ワイヤー矯正中は、歯磨きをして虫歯や歯周病を予防することがとても重要です。

そのため、歯磨きの方法をしっかりと理解し、丁寧にケアしましょう。

ワイヤーの上部と下部

ワイヤーの上部と下部を磨く際には、ワイヤーに沿って歯ブラシを斜め45度に傾け、毛先が細部まで届くように磨きます。

通常よりも食べものや歯垢が挟まりやすいため、1本ずつ丁寧に磨くことがとても重要です。

ブラケットの周り

ブラケットの周りは、とくに汚れが付着しやすい場所です。

そのため、ワイヤーの上部と下部と同じように、歯ブラシを斜め45度に傾け、毛先が細部まで届くように磨きましょう。

さらに、斜め上や斜め下などに角度を変えて磨くと、汚れを落としやすくなるでしょう。

ワイヤーの下

ワイヤーの下は、矯正器具が邪魔になって磨きづらい場所ですが、歯ブラシを縦に向けたり、毛先をワイヤーの下に少しだけ通したりすると磨きやすくなるはずです。

歯と歯肉の境目

歯と歯肉の間にたまった歯垢は、時間が経つと縁下歯石になり、歯や歯肉を蝕みます。

そのため、虫歯や歯周病になりやすい部分でもあります。

虫歯や歯周病を防ぐためにも、矯正器具の周りだけでなく、歯と歯肉の間も毛先を入れて優しく磨くことが重要です。

前歯の裏

前歯の裏を磨く際は、歯ブラシを縦にむけて、歯ブラシのかかとを使って汚れをかき出すように磨きます。

歯と歯ぐきの間もしっかりと磨くことが大切です。

歯列矯正に関するご相談は町田駅徒歩1分のグレイス歯科へ

歯並びは顔の印象を大きく左右するため、歯列矯正によって口元を美しくしたいと考える方は多くいます。

また、矯正には歯並びを整えることで日頃のケアが行き届きやすい口内環境をつくり、虫歯や歯周病のリスクを軽減する役割もあります。

しかし、歯列矯正にもワイヤー矯正や裏側矯正をはじめ、さまざまな種類があるうえ、それぞれメリットやデメリット、かかる費用などが異なります。

そのため、歯の状態や予算に応じて、自分に合った矯正方法を選ぶことが大切です。

当院では、小児から大人まで豊富な矯正治療の実績をもとに、一人ひとりの患者さんに合った治療方法を提案させていただいております。

歯列矯正に関して詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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