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COの虫歯は治る?見た目や症状の特徴や自然治癒での治し方・予防方法を紹介

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虫歯のCOとは、きわめて初期の状態を指しており、このまま放置すると虫歯が進行していきます。

※読み方はC0(シーゼロ)ではなくCO(シーオー)

虫歯の進行度は、C1やC2のように数字で表されますが、数字が大きいほどひどい状態となっており、COはまだ最初の段階です。

そのため、日頃のケアや注意次第では、進行の予防や自然治癒も可能です。

この記事では、COの虫歯の特徴や進行度、予防や治療の方法について解説します。

虫歯のCOとは

虫歯の進行度を表す際には「C+数字」の表現が用いられます。

では、虫歯のCOとはどのような状態なのでしょうか。

症状や見た目について、詳しく見ていきましょう。

COは「初期虫歯」

COは、虫歯の進行度が初期段階の状態を表します。

歯の表面にあるエナメル質が溶け、白濁した状態になりますが、歯に穴は開いていません。

虫歯をCOの段階で見つけ、治療を受けられれば、歯を削らずに治すことも可能です。

COの見た目・症状

COの虫歯になると、以下のような見た目になったり、症状が現れたりします。

  • 歯の表面が白く濁る
  • 奥歯の溝が茶色くなる

COの状態では、痛みが生じることがなく、見た目の変かもわずかなものであるため、セルフチェックで見つけるのは難しいです。

虫歯COと各進行具合との違い

COは初期状態の虫歯ですが、C1~C4の進行度の虫歯と比べてどのような違いがあるのでしょうか。

以下では、虫歯のCOと各進行具合との違いを詳しく解説します。

C1:エナメル質に限局

C1は、エナメル質と呼ばれる歯の表面層のみが虫歯に侵された状態です。

COと同じように痛みはほとんどありません。

しかし、COよりも歯が白濁するほか、小さな黒い点が表れるなど、見た目の変化がより顕著になります。

C1の虫歯を治療する際には、歯を削る治療が必要になりますが、比較的簡単な処置で済みます。

C2:象牙質まで進行

C2は、虫歯がエナメル質を超えて、象牙質と呼ばれる歯の内部層まで進行した状態です。

冷たいものや甘いものを口にした際にしみることがあります。

C2の虫歯を治療する際には、虫歯の部分を削る治療に加えて、詰め物をすることが一般的です。

C3:神経まで到達

C3は、虫歯が象牙質のさらに奥にある、歯髄と呼ばれる神経にまで到達した状態です。

ズキズキとした激しい痛みを感じることが多く、何もしていない状態で痛みを感じるようになります。

C3の虫歯を治療する際には、虫歯の部分を削る治療に加えて、神経の処置が必要です。

C4:歯冠が崩壊

C4は、虫歯が歯の大部分を侵し、歯が崩壊してしまった状態です。

神経が死んでしまっている場合には、痛みがなくなります。

C4の虫歯を治療する際には、抜歯が必要となるケースが多いです。

COの虫歯は自然治癒で治る?再石灰化による治し方

COの虫歯の場合、自然治癒で治る可能性があります。

虫歯を自然治癒で治すには、歯の再石灰化によって虫歯の穴の修復を促します。

歯の再石灰化とは、唾液のはたらきによって、歯の表面を修復することです。

具体的には、以下のような方法で再石灰化が可能です。

  • ブラッシング指導
  • フッ素の塗布
  • PMTC
  • シーラント

次に、再石灰化を促す方法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

ブラッシング指導

正しいブラッシング方法を身につけると、歯垢を効果的に除去できます。

歯垢は、虫歯の原因であり、再石灰化を妨げるため、歯医者では歯垢の除去できるブラッシング指導を行います。

フッ素の塗布

フッ素には、歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の酸に対して抵抗力を高める効果があります。

そのため、歯医者では虫歯予防の一環として、フッ素を塗布する治療がおこなわれます。

自宅でフッ素を塗布するには、フッ素入りの歯磨き粉や洗口液がおすすめです。

PMTC

PMTC(プロフェッショナル・メンテナンス・クリーニング)は、歯科衛生士による専門的な歯のクリーニングです。

PMTCでは、専用の機器を使って、歯垢や歯石を徹底的に除去するため、再石灰化の促進や虫歯の予防につながります。

シーラント

シーラントは、歯の溝を樹脂で埋める予防処置です。

歯の溝には歯ブラシが届きにくく、磨き残しから虫歯になりやすいため、シーラントによって虫歯菌の侵入を防ぐ方法が効果的です。

COから進行させないための虫歯予防

COからC1進行させないための虫歯予防としては、以下の方法があります。

  • 基本の歯磨きを怠らない
  • 定期的に歯科医院を受診する
  • フッ素を活用した口内ケアを行う

続いて、それぞれの方法について解説します。

基本の歯磨きを怠らない

歯磨きは、虫歯の原因となる食べかすや汚れを除去するための基本です。

そのため、COから進行させないように、歯磨きを怠らないようにしましょう。

定期的に歯科医院を受診する

定期的に歯科医院を受診することによって、COの虫歯を見つけてもらえます。

また、ブラッシングの指導や歯並びの相談などもできるため、定期的に歯科医院を受診することがおすすめです。

フッ素を活用した口内ケアを行う

フッ素には、虫歯への抵抗力を上げる効果があります。

そのため、以下の方法で、フッ素を活用した口内ケアを行いましょう。

  • フッ素入り歯磨き粉を使用する
  • フッ素洗口液を使用する
  • 歯科医院でフッ素塗布を受ける

フッ素入りの歯磨き粉や洗口液は、ドラッグストアや通販サイトでも購入できます。

COの虫歯に関するよくある質問

最後に、COの虫歯に関するよくある質問と回答をまとめました。

それぞれのQ&Aについて詳しく見ていきましょう。

歯が黒い場合は自分で治せる?

歯が黒い場合でも、初期虫歯であれば自分で治せる可能性があります。

しかし、正しい方法の歯磨きが必要となるほか、初期虫歯ではない場合には自分で治せないこともあります。

そのため、歯が黒い場合には、歯医者を受診することがおすすめです。

COの治療で削ることはある?

COの虫歯の治療においては、ブラッシングの指導やフッ素塗布で自然治癒を促すケースが一般的です。

そのため、歯を削るような治療はほとんどおこなわれません。

歯が茶色になってきたけどCOの虫歯が原因?

COの虫歯の症状として、歯が茶色に変色することがあげられます。

そのため、COの虫歯の疑いがあるでしょう。

ただし、ほかにもさまざまな原因が考えられるため、歯が茶色に変色した場合には、歯医者の受診がおすすめです。

虫歯かも…と思った方は町田駅徒歩1分のグレイス歯科へ

虫歯かもしれないと思いつつ、なかなか歯医者に行けていない方も多いのではないでしょうか。

自覚症状が表れる前に早期発見するのがベストではありますが、歯科を受診する方の多くは痛みが表れていることがほとんどです。

そのため、虫歯に痛みがあっても手遅れということはまったくありません。

痛みが出て間もない時期であれば、それほど進行しておらず、すぐに治療を済ませられるケースがほとんどです。

一方、痛みを放置しておくとどんどん進行してしまい、最悪の場合は抜歯することになってしまいます。

虫歯の治療は、とにかく早い段階で歯科を受診することが大切です。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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